「キキーッ、キキーッ」サルがその水を指さすので、何気なくなめてみた玄通は、あっと声をあげました。「こっ、これは酒じゃ。しかも上等の酒じゃ」
“吱吱,吱吱”猴子指着那水,玄通无意间尝了一口后叫了一声:“这,这是酒啊。而且是上等的酒啊。”
なんとその清水は水ではなく、天然の酒だったのです。
那清水居然不是水,而是天然的酒啊。
サルは助けてもらったお礼に、サル仲間に伝わる秘密の酒を玄通に教えてくれたのでした。
原来是猴子为了报告之前的救命之恩,把流传在猴子之间的秘密酒告诉了玄通。
こうして玄通はその酒を売って歩き、やがては九州一の酒長者になったのです。
就这样玄通把那酒拿去卖,不久就成了九州的第一酒富翁。
そしてその酒は『サル酒』と呼ばれて、今でも高崎山ではこの伝説にちなんでサル酒が売られているそうです。
那酒就被称为“猴酒”,而且就算是现在的高崎山,和这传说相关的猴酒也还在卖。